Yokobayashi Lab

博士研究員(ポスドク)2023

現在博士研究員ポジションは空きがありません。2024年春以降の空きポジションの可能性についてはお問い合わせください(recruit.nace@oist.jp)。学振など学外フェローシップ申請についてのご相談も歓迎します。

沖縄科学技術大学院大学(OIST)の核酸化学・工学ユニット(横林洋平教授)において博士研究員(ポスドク)を募集します。

当研究室はカリフォルニア大学デービス校から2015年にOISTに移り、現在は機能性核酸分子全般を研究対象としています。合成化学、化学生物学、分子・細胞生物学などのバックグランドを持つ学生や研究員から成るチームで、試験管および生きた細胞の中で機能する、核酸デバイスやシステムを創ります。

勤務地住所

沖縄県恩納村字谷茶1919-1

業務内容

博士研究員は、研究、研究成果の発表(論文、学会発表など)、研究室運営への寄与が求められます。対象となる研究内容は下記のとおりです。

[哺乳類細胞を対象としたRNA合成生物学] ヒト・哺乳類細胞内で機能する、アプタマー、アプタザイム、リボスイッチなどのRNAデバイスの開発と応用。文献などから新しい手法を取り入れたり、必要に応じて新しい手法を開発する能力が求められます。RNAデバイスの生物工学、遺伝子治療、細胞治療、再生医療などへの応用に関心があり、そのための計画を立案・実行するのに必要な知識および経験を持つ方。動物細胞培養、ウイルスベクター構築、ゲノム編集、動物実験など、関連手法の経験もしくは習得する能力があること。企業との共同研究に参加する可能性あり。

研究内容例(これらに限らない):代謝工学、遺伝子治療・細胞治療用のウイルスベクターの開発、幹細胞などの分化制御、noncoding RNA (ncRNA)の化学的制御など。

[その他の機能性核酸] (非哺乳類細胞を含む)細胞内もしくは無細胞系で働く、機能性核酸デバイスの開発と応用。上記リンクから現在および過去の研究トピックを参照のこと。文献などから新しい手法を取り入れたり、必要に応じて新しい手法を開発する能力が求められます。核酸デバイス・機能性核酸の基礎化学もしくは応用に関心があり、そのための計画を立案・実行するのに必要な知識および経験を持つ方。

研究内容例(これらに限らない):リボザイム・アプタマーなどの分子進化工学、機械学習の核酸デバイス設計への応用、人工細胞、マイクロ流体工学を応用したハイスループットスクリーニング、核酸を利用した自己組織化、バクテリアでのリボスイッチ・リボザイム応用など。

応募資格

生命科学、化学生物学など関連分野における博士号。上記の研究内容を実行するために必要な研究経験があること。実験ノートやデータの記録・整理ができること。十分な英語によるコミュニケーション能力を有すること。

待遇

本学園の規程に基づき経験・能力に応じて支給する。(本給、住居手当、通勤手当、赴任手当、引越し費用支給)
年次有給休暇、夏季休暇、私学共済
勤務時間: 9:00-17:30(裁量制)

応募書類

以下の書類(英文もしくは和文)をPDFファイルでrecruit.nace@oist.jpまで電子メールで提出。

1. カバーレター
2. 履歴書(CV)および参考意見を聴取可能な方2名以上の連絡先
3. 現在および過去の研究内容もしくは業務内容のサマリー

勤務形態

常勤、2年間の任期制雇用(更新可)

着任時期

応相談

募集期間

適任者がみつかり次第終了